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執筆者の写真西里喜明

【代表メッセージ】一流になれる人となれない人の違いとは【人間力向上⑧】


人間力向上を考えるうえで、自分自身を磨くことは必須ではないだろうか。

自分自身を磨くことは今より良い人間になろう、なりたい、ということであり一流の人材に近づくことになると思う。


しかし、世の中には一流になれる人となれない人がいるようである。

人間学を学ぶ月刊誌「致知8月号」にこんな記事が載っている。


 

プロ野球選手で、現役時代はピッチャーとして224勝の勝星を重ね11度の日本一に貢献。さらに監督としても7年間でチームを5度日本一へと導いた球界の雄・工藤公康氏。


「7000人の子の命を救った心臓外科医が教える仕事の流儀」の著者・高橋幸宏氏。高橋氏は手術成功率98.7%を誇る小児心臓外科医である。


工藤氏:・・・これまでたくさんの選手を見てきましたが、一流の人はものの見方や考え方、実行の仕方が柔軟かつ強靭で、それに加えて謙虚さも持ち合わせています。二流の人は一つの見方や考え方、実行の仕方しかできず、思いが弱くてすぐ他人に頼ろうとします。そして三流の人は、見ない、考えない、実行しない。何事も他人のせいにし、慢心しがちで他人の言うことを聞きません。同じように才能がありながら一軍に行ける選手と二軍から上がれない選手の違いは、こういうところにあるのではないかと思います。


高橋:いまのお話は、僕が一流医師の姿勢から学んだことにも通じるものがありますね。成長する人は必ず素直さとブレない信念を持っています。言い換えれば、成長する人は一つのことを実行し続けることできる人。そのためには、繰り返しになりますがその場にいること(筆者注:現場で何かが起こった時に「そこにいる」ことが大事)、しつこいこと、そして使命感しかないと思います。・・・

 

一流の人たちが考える一流になる人の条件とは

一、柔軟性、強靭さ

二、謙虚さ

三、実行力・継続力

四、使命感

が必須だと言える。


こう考えると何も難しいことではなく、当り前のことを素直に取り組み何事も謙虚に受け止めて、継続して実行し、使命感に燃えて生きることが一流の人間に近づく道程ではないかと思う。


是非、自分自身の人生を悔いなく送るために一流の人間に近づく生き方をしたいものである。


株式会社CSDコンサルタンツ

代表取締役 西里 喜明

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