2022年、新年あけましておめでとうございます。
2022年は十干が「壬(みずのえ)」、十二支が「寅」の年にあたるので干支は「壬寅(みずのえとら)」になります。壬寅(みずのえとら)を調べてみると「壬」は「妊に通じ、陽気を下に妊(はら)む」、「寅」は「螾(ミミズ)に通じ、春の草木が生ずる」という意味があるようで、そのため「壬寅」は厳しい冬を越えて、芽吹き始め、新しい成長の礎となるイメージになる、ということです。
真に今年の新年、年明けのイメージではないでしょうか。
昨年、2021年は東京オリンピックという世界的大イベントはありましたが、それも賛否両論渦巻く中で行なわれ、必ずしも喜ばしいものではありませんでした。
新型コロナウイルスに翻弄され、社会・経済はズタズタにされ、真に厳しい冬の時代だったと言えます。
年が明けて、今年は「オミクロン株」という一抹の不安はあるものの、幸いにも重症になる確率は低いようです。これまでの経験値をうまく活かし、昨年のような医療崩壊・社会不安は起きないよう期待したいと思います。
幸い、景気動向も、昨年末には底打ちし、持ち直しの兆しが見られるようになりました。
緊急事態宣言解除に伴い、経済活動が徐々に活発化しており、観光関連産業の回復基調、個人消費の伸び(俗にいうところの「リベンジ消費」)等明るい兆しが見えます。
このような明るい兆しの中で、中小企業は「壬寅」のイメージのごとく新年の芽吹きと新しい成長の礎となるような経営活動に取り組んでいきたいものです。
2022年が新型コロナウイルスという未曽有の危機から脱し、イノベーション、経営改革・革新へ取り組んで、アフターコロナという新しい時代の幕開けとなることを期待いたします。
「虎は死して皮を留め、人は死して名を残す」(今は死ぬ訳ではありませんが、後世に名を残す経営者となりましょう)
株式会社CSDコンサルタンツ
代表取締役 西里 喜明
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